コンテナの疲れをk3sとRemoで癒やした話

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Cloud Native Kansai #02 に参加してきました!

cnjp.connpass.com

そしてこの記事の題名にもあるように「コンテナの疲れをk3sとRemoで癒やした話」という題名でLTもやらせていただきました。

発表資料

ストーリー

コンテナに限らずですが技術の進化が早すぎ&自分の守備範囲が比較的広いため、様々な分野にキャッチアップしていくのが年々大変になっていってる気がします。「手を出しすぎなだけでしょ?」と言われてしまえばそうなのかもしれないですが、無知であることが怖いと思うところもあってついつい手を出してしまうのです。

いろいろあってなんだか最近「追われながら学習している」ことが多い気がするので、純粋に技術を楽しもうと思って家にある「ラズパイ」、「Nature Remo」を使ってお家ハックしてみました!「開発の疲れは開発で癒やす」と昔先輩に教えてもらったので、「コンテナの疲れはコンテナで癒す」を実践しました(笑)

出来上がるとラズパイ1台で、 k3s で作ったk8s上のPrometheus, Grafanaを使って次の画面が作れるようになります!

注意:Grafanaのグラフは自分で設定する必要があります

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GrafanaでRemoのデータを可視化

家のラズパイで試してみたい人は以下リポジトリの手順に従ってぜひ構築してみてください!

github.com

まとめ

  • コンテナの疲れはコンテナで癒やす
  • 純粋にテクノロジーを楽しむのも大事
  • アプリエンジニアと言えど守備範囲は広めよう
  • 「パパすごい」は最高の癒やし(褒め)言葉

余談

Clean Architectureに気づいてくれる人がいた

Cloud Native Meetupだけど、スライドに入っている図から以下を共感してもらえたことが実はすごくうれしかった。

armとamdで同じイメージパスを指定

おまけ情報ですが、今回のお家ハックを通してarmとamdアーキテクチャが違っていても、Docker HubのURLを同じものとして使える方法について知ることができました。参考になるのは以下のGrafanaのPR。これで、ラズパイ(arm)だろうがmacbookamd)だろうが、同じ grafana/grafana:latest イメージを指定することができます! kenfdev/remo-exporter も真似をして、同一のイメージパスを指定できます!

github.com

参考

  • 基盤には前回の記事でも紹介したk3sを使っています

kenfdev.hateblo.jp

  • ダッシュボードの雰囲気は以下記事を参考にしています

qiita.com