Vertical Slice Architecture について

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Vertical Slice アーキテクチャとは?

  • 垂直的な切り分け:システムを機能ごとに縦に分割し、各機能が独立して開発・デプロイできるアーキテクチャ
  • 横断的な切り分けとの違い:従来のレイヤードアーキテクチャ(プレゼンテーション、ビジネスロジック、データ層など)とは異なり、特定の機能を全レイヤーで完結させるアプローチ。
  • 独立性の向上:機能が独立しているため、変更や拡張が容易。

Vertical Slice のメリット

  • モジュール化:特定のビジネスロジックや機能に関わる部分のみを開発することで、システム全体に影響を与えずに作業できる。
  • テスト容易性:各スライスごとに独立したテストが可能で、問題の特定がしやすくなる。
  • スケーラビリティ:特定の機能に対してスケールさせやすい。

どうやって実装するのか?

  • 機能ごとの責任範囲:各機能(スライス)はデータベース、ビジネスロジック、UIを含むすべての層に責任を持つ。
  • 独立したデプロイ:Microservices アーキテクチャとも似ており、各スライスを別々にデプロイ可能にすることで、柔軟な運用が可能。

Vertical Slice の設計原則

  • シンプルさ:不要なレイヤーや抽象化を避け、実際に必要なものだけを使う。
  • 集中した関心事:1つのスライスが1つの機能に集中することで、コードの可読性とメンテナンス性を向上させる。
  • 依存関係の最小化:他のスライスやモジュールへの依存を減らし、独立して動作させることが重要。

他のアーキテクチャとの比較

  • レイヤードアーキテクチャ:レイヤードアーキテクチャは各レイヤー(UI、ビジネスロジック、データ)が独立しているが、依存関係が複雑になりやすい。
  • モノリシックアーキテクチャ:システム全体を1つの大きなブロックとして扱うため、変更やスケーリングが難しい。
  • Microservices:Vertical Slice は Microservices に似ているが、必ずしも分散システムではなく、1つのアプリ内でも使用可能。

結論

  • 柔軟でスケーラブル:Vertical Slice アーキテクチャは、システム全体を柔軟にし、必要な部分だけを変更・拡張できる。
  • 開発の効率化:個別の機能をモジュール化しやすく、開発のスピードや品質を向上させる。